おススメ温泉情報!!〜杖立温泉〜
CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 SUPER GOLD 400
日田インターから約50分。九州の山中にある、ひなびた温泉街、杖立温泉。賑やかな温泉街は苦手ですがここは規模は大きいのに静かで落ち着いて湯に浸かる事ができた。
実は明日、僕だけもう一度行く事になりましたが(今回は宿を取りました!)ロケで訪れた際にも、kiyoと二人でとても気に入ってしまいました。
皆さんもぜひ。
花咲温泉 青森県弘前市
【地図】
入浴料 300円
営業時間 AM6:00-PM11:00
東北を旅行して帰り足になると、花咲温泉の茶褐色のかなり熱めのお湯に使って疲れを癒し、それからの長距離運転に備えるのがいつの間にか定番になっています。写真の湯気の多さからもこの温泉がかなり熱めであることが分かって頂けると思います。
第三期最終話でエンディング曲の一番最後、気の抜けた二人の写真が出てきますが、この写真は花咲温泉の駐車場で撮影したものです。この時も八甲田で遭難した雪中行軍の向かう筈だった場所を探索し、疲れきった身体をこの温泉に癒してもらいました。
弘前には銭湯のように気楽に入れ(料金的にも)かつ温泉のように心地良い、という温泉銭湯がいくつかあって、この花咲温泉もその一つです。国道脇という便利さもありますし、銭湯ですので観光目的のお客さんは殆どいません。地元のご年配の方々が熱いお湯に目を閉じ、ただ無言で入っています。湯上がりは芯からかっかとして身体が冷めにくく、帰りの車のフロントガラスが結露するほどです。
弘前に行かれた温泉通の方は是非お寄りになってみて下さい。
鶴泉荘 にかほ市象潟町
今回は秋田県にかほ市象潟町にあります鶴泉荘のご紹介です(地図)
入浴料は90分で300円、一日いても500円となっています。休憩室もあるので湯上がりもゆっくり出来ます。
第六期第一話『鳥海の森【水と森を巡る旅】』であがりこ大王など鳥海の奇形ブナを見た感動で心が浮ついている状態で見つけて入浴しましたが、単純硫黄泉で少し熱めのお湯が心を落ち着かせてくれました。
この鶴泉荘がある象潟町。象潟というと聞いたことがあるとお思いになる方もおられるのではないでしょうか? 象潟は松尾芭蕉が訪れこんな句を残したことで有名です。
「象潟や雨に西施がねぶの花」
昔、象潟は日本三景に数えられている松島のように、波静かな潟に島々が浮かぶ見事な景勝地でした。しかし1804年に大地震が起こり、海底が隆起し潟の海水が失われて現在のような陸地になったということです。田に水が入りまだ稲が小さい季節などは少し薄目にして見ると、かつての景色が想像出来るかもしれませんね。
さて、句の意味ですが訳すとこのようになります。
「松島は美人が笑っている様な感じだが、象潟は恨んでいるような感じである。寂しい感じに悲しみが添うて、この土地の様子は(美人が)心を悩ましているもののような感じである」
ここでもう一度先程の句を呼んでみましょう。
「象潟や雨に西施がねぶの花」
どこがどうしてそのような訳になるのでしょう。この句を理解するには中国の歴史を知らなくてはなりません。西施とは中国の春秋末期時代(紀元前5世紀)の越国(現在の浙江省諸曁市)の出身で、とても美しい女性でした。
越国は呉国と「呉・越の興亡」といわれるほどの激しい争いをしていました。しかし紀元前494年、越国は争いに負けてしまいます。越国は呉国の属国となることで和を乞い越国の王、句践は奴隷となることで命をとりとめました。しかし彼は奴隷となっても心に復習を決めておりました。2年の間彼は奴隷として生活しながら、少しずつ作戦を実行していきました。そしてその作戦のうちの一つが、
「多数の美女を送りこんで淫楽にふけさせ大志をゆるがす」
というものでした。この作戦で送り込まれたのが西施でした。
呉国の王、夫差は西施をとても気に入り彼の傍らにはいつも西施がいました。そうして西施は彼女の虜になってしまった呉国の王に言いました。「今私を抱いている人が覇を収めた方ならどんなに幸せでしょう...」すると夫差は覇を手中に収めるべく戦争を仕掛け国力を浪費し、みかねた重臣達は夫差の元を去っていきました。こうして呉国はみるみる弱体化し、越国は呉国を打ち破りました。
そして西施は越国に帰るのですが、敵国とはいえ一国を滅ぼした女と怖れた重臣達は越国に禍もたらす悪女として密かに処刑したということです。
このような歴史をたどった悲劇の女性西施を芭蕉は象潟の雨に濡れるネムノキの花に例え俳諧の世界に生かしたということです。
「俤 松島に通ひて また異なり。松島は笑ふが如く 象潟は憾む(うらむ)が如し。寂しさに悲しみを加へて 地勢 魂を悩ますに似たり。」
-松尾芭蕉 奥の細道-
西施の歴史をもっと知りたい方はこちらに詳しく書かれています。
ということで鶴泉荘オンセンに入れば西施のようなべっぴんさんになれるかもしれません。
温泉保養館あっぽ
今回は久しぶりに温泉のご紹介です。
鳥海山の東の山麓にあります猿倉温泉。
そこに国民宿舎「鳥海荘保養館あっぽ」はあります。
あっぽ、というちょっとインパクトのある響きの温泉ですが泉質は最高でした。
頭上に鳥海山を望みながらまったりと温泉に入れます。
営業時間 10:00〜20:00(第1・3月曜は13:00〜)
休業日 第2・4月曜日
入湯料 大人350円/小人150円/休憩料250円
コラム:温泉を好きということ
温泉の『素晴らしさ』それは何か? 温泉に入浴するというのは私にとって、旅の最中であればその日一日の苦労が結実する瞬間だ。
知らない土地を旅するということはけして楽しいことばかりとは言えないもので、そればかりかその日一日ただ苦労しただけで終わってしまう場合だってありえる。
まず道に迷うなんてことは序の口で、あれはいつだったか会津地方を旅していた時、来るとこまで来たし、後は帰るだけという段になって必要もないところで旅情を求め旧道の峠に入った。地元の県という事もあり適当に行けば帰れるだろうなどと甘く見ていたのだ。いや、はっきり言ってなめていた。
するとその峠道には「この先工事中」の文字。しかし工事中であろうがなかろうが男には進まなければならない時がある。それが今でなくしていつであるというのか!迷わず直進する私の車の前方にまたもや立ちはだかった「工事中」の文字。しかも今度は「車両通行不可」のおまけ付きだった。
「ままよ!」私はバリケードをどかし、車を乗り入れた。そうして進む事約20km程。現れたのは道を塞ぐ巨大なショベルカーだった。
後悔というのはいつも先にはたたないものである。先にたつのはいつも「どうにかなるだろう」という根拠のない自信だけだ。 そしてその自信が粉葉みじんに打ち砕かれた時、私はいつも「後悔先に立たず」というこの言葉の意味をとうに味のなくなったガムをまだ口中で愛しんでいるかのように、噛み締めるのである。
しかし、このような状況に陥っても最後に良い温泉に辿り着けさえすれば、私は自然微笑んでいるのだ。私にとって良い温泉というのはどのような苦労が伴っても、清算してくれるレジスターのようなものである。チーン、ガッシャーンといえば釣り銭が帰ってくる場合もある。
ところで温泉というのは難しいもので、手当たり次第に行ったからといって及第点の付けられる温泉が沢山あるわけではなく、場合によっては前弁した苦労が全て水泡に帰すこともある。
しかし私は温泉を巡り続ける。何故ならば百湯巡って駄目でも最後の一湯が良ければその苦労は清算されるから。それが温泉の素晴らしさだから!















