東雲(しののめ)
CONTAX T2 Sonnar T* 38mmF2.8 RVP 100
しののめとは夜明け前、あけぼのという意味。
キャンプに来たら早起きをしなければ意味が無い。
川面を滑るように流れて行く靄。
山間から立ち上るように空へと吸い込まれて行く朝霧。
それらを見つめながら濃いブラックコーヒーを飲む。
本を読みながらゆっくりと朝の清冽な大気に身を引き締める。
我ら山賊となりて
週末。またキャンプに行ってきた。好きだなといわれるかもしれないが
好きなんだからいいんでないかい?と北海道弁で答えてしまおう。
今回は知人の子供を二人預かっていたので、コイツらに是が非でも本物の野遊びを
させてやりたいと思い、ファミリーユースのキャンプ場はやめにして、
福岡県の清流、小石原川の上流部へと出掛けてみた。
前からこのあたりは目をつけていたのだが、行ってみると驚いた。
江川ダムの上流は水の透明度が高く、とても綺麗なのだ。
河川に降りてテントを張れるスペースを探すが、これがなかなか難しい。
河原の狭い福岡では自由にテントを張れるような場所がなかなか無く、
車で降りられるようなところだと、まず人が居る。
自分たちだけで遊び、騒ぎ、眠ることができる場所を求めるのなら、
少々の苦労を覚悟せねばならない。
結局、数メートルのやや険しい斜面を何度も荷物を往復することになったが、
今回の我々のキャンプ地はその苦労を補ってあまりあるものとなった。
川幅のやや狭くなったところにテントを二つ張れる砂地を見付け、そこをキャンプ地とすると、前後左右の風景に人工物は何も無く、ワイザツなものが一切無い自分たちだけの秘密の場所だ。
トイレも水道もなく子供は最初は戸惑っていたが、子供はこんなのにはすぐに慣れてしまう。快適というものに対しての先入観も条件もまだなにもないのだから当然である。大きな声を出しても怒られず、自分の責任で何をしてもよい。
どんな高級なホテルやバーでカッコ良く遊ぶことが出来る人でも、
こういった場所では何の役にも立たなくなる人はいるものだ。
アウトドアでは自分の知力と判断力と行動力が全てである。
それらを過信せず信じて自分の判断で実行すること。それが自由というものだ。
だから時々失敗もするが、それらの経験はすべて自己責任。
ザセツして乗り越えることができればそれはかけがえの無い経験となる。
さっそく流木を拾いに行った子供が川に落ちて靴を濡らす。
靴が濡れて冷たいのは自分が悪いからだ。
しかし、その数分後には裸足で靴を焚き火にかざして自分で乾かしていた。
日が沈み夕暮れが訪れると遠くで猿の鳴き声とガサガサという木の葉の擦れる音がする。肉を焼き、魚をホイルで包んで焚き火の明かりの中での晩メシだ。
子供がチキンのハチミツ焼きを「超旨い・・・」と言いながら猛獣のようにガツガツと食っている。小学校六年生のこの女の子は見た目は大人しい可愛らしい子だが、よく動きよく話し大人顔負けに働き、これが実に役に立つのである。
子供が寝静まった夜半、炎を見つめながらウィスキーを飲む。頭上ではさっきまであった雲が途切れ始め、暴力的なまでの満天の星空が顔を出し始めた。
二日間みっちり自然の中で遊んだ子供たちはまるで山賊のように真っ黒に陽に灼け、ヨゴレ、いい感じで品が無くなっており、さぞかし家に帰って母親をガッカリさせたことだろうと思う。
子供を送り届け、家に帰ってビールを飲んだ。
来週は東峰村でほたる祭りがあるのでまたキャンプだ。
ハーフサイズな毎日
CANON demi CANON LENS SH 28mm 1:2.8 DNP CENTURIA400
ハーフサイズカメラというものを知っていますか。
普通の135ミリサイズフィルムで倍撮影出来るというお得なフォーマットである。
昔バクハツ的に流行ったものの今ではすっかり廃れてカメラ屋では見ることもないが、中古のカメラ市場では今でも人気のある分野である。
なかでも代表機種はオリンパスのPenだろう。今回はキヤノンのdemiに御登板頂いた。半分なのでこの一コマをトリミングして掲載すべきなのでしょうが、なんか繋がりが良かったのでそのまま耳も落とさずに載せます。
上の写真はウチの家のドアを出ると見える風景である。
あれが噂の(だれも噂していないが)福岡タワーである。
映画の日本沈没の中で、モノノ見事に崩れさっていくのを見たのが記憶に新しい。
下の写真は自転車らしいですが露出オーバーで、ヨクワカラナイ。
日常生活の中でカメラを振り回す場合、こういう必然性も無くシャッターを押下する場面が非常に多いので本当は気軽に撮れるデジカメが良いのですがハーフサイズを使ってでもフィルムに拘る姿勢を評価したい(自分で)。
雲の上のイロンナものたち
Nikon FE Nikkor 50mm f1.8 DNP CENTURIA100
四国にて。水際に腰掛けてカメラを構えた。
緑の反射する水面に小魚が揺らめいて、淀みへと消えた。
-などと詩的な感傷に浸りまくりたくなる静かな高知県の山村、梼原でのひと時。
梼原は何度も行っていますが、雲の上の温泉、雲の上のホテル、雲の上のプール。
などと何にでも雲の上を付ければいいと思ってんのか、お前ら。
とでも言いたくなるような雲の上連合がこれでもかこれでもかと迫り来るステキな所です。http://www.orienthotel.jp/kumonoue/←雲の上のホテル
おススメは町はずれの神社。
僕はここの神社へ向かう橋の上でこの川面を見つめるのが好きです。
雲の上の〜という表現もあながち外れてはおらず、標高の高い場所なので空気も澄んでいて、夏のキャンプでも涼しく快適に過ごせます。
子供を連れてドコ行こう?
YASHICA T4 Carl Zeiss Tessar T* 35mm F3.5 DNP CENTURIA400
モノより思い出!!
思い出のモノ!!
どちらも大切なものではありますが、子供にとってキャンプっていうのは思い出の中でどんなふうに残るんだろうか。
家とは違う自由と責任の与えられる野外というフィールドでは、
いつもよりも子供らしい表情と意外にも大人な部分が交錯して、見ているこっちも楽しめる。
たまに子供を連れてキャンプに行くと面白いっすよマジで。
ちなみにオレの子供ではありませんが・・・
人の飼っているペットのようなもので、可愛がるだけで良いもんな。
というのは電話で今日話したkiyoの発言でありましたorz。












