コラム・旅人とは

このようなホームページを作っている関係上、自分の事を時として「旅人です」と抵抗無く人に言えるようになってしまった。

しかし僕は別に旅でお金を稼いでいないので旅人というのは肩書き=職業ではなく『生き方』なのではないかと思う。肩書きというのはその人の社会的な立ち場というものを他人に示す記号のようなもので、人間は社会的な動物とよく言われるように仕事は何をしているのかということが社会的には重要なことであり、それで一定の成果を(社会に)認められることが大人としての資格なのですよ、というごく一般的なモノの捉え方、考え方である。

旅人とはいったいなんであるのか?これがこの文章のテーマである。一例を挙げよう。

つい最近引退した某(元)サッカー選手に旅先で接近遭遇してしまった。この人は仕事の合間を見ては全国を歩き回り今や自他ともに認める旅人らしいが、僕はこういう話を聞いて「なんだかよくないな」と正直そう思っていたのである。彼は大分県の湯どころ、湯布院の観光用のメーンストリートで大きめのサングラスをし、お付きの人数名に囲まれて土産物屋へ入って行くところだった。その颯爽とした佇まいに直ぐさま明瞭に「よくない・・・」と感じそう呟きつつ観察しているとまわりはしだいに騒然とし、何だ?!何だ?!と群集心理は湯布院の街中へと瞬く間に広がっていった。おいたわしや・・・と思いその場を離れたが、有名人というのは本当にもう旅すらのんびり出来ないという事実を見たキブンであった。そうは言っても彼の場合は自分でも旅人だと言っているのだし、世間もそれを認めているので、僕は立派に彼は旅人だと思う。羨ましいとすら思う。いいなあ。

しかしまぁこの某サッカー選手と違いこうした社会的な意義、成果をもたない僕の『旅人』という肩書きは言ってみれば「毎日とにかく遊んでます」と人に宣言しているようなものであり、なんのかんのとこうして愚行していても、もともと旅人に立場なんてものはいつの時代も無かったのであり、僕は世間的にはなんの立場も無いですハイ。とあらかじめ言っているようなものでこの有様で30にならんとスとしているバカ息子に田舎の母親も相当に嘆かわしいハズである。

だが、僕なりに『旅人』としての定義はある。これは盗人にも三分の理というようなものと思ってもらえばいい。だがこうして旅から旅への生活をしているとそれなりの美学(!)というものが生まれるものなのだ。

とにかく箇条書きでいこう。バァーンッ!!(机を叩く音)。

(1)宿を取らない
(2)野宿が出来る
(3)基本的に一人で旅をする
(4)美味しい食べ物を見つけるのが上手い
(5)クソがどこでも出来る

まず(1)についてだが、宿を取る旅というのは基本的に旅行であり、旅に必要な現場での判断→実行の基本的な能力を必要とされない。インフラのない場所での情報収集というのは長年の経験と勘に頼る部分が多く、ここに旅人としての力量が問われる。いくら上手にスケジューリングすることができても部屋で電話とインターネットを使って宿を押さえた場合、やはりこれは旅行と見なすべきであろう。

(2)について。宿が無い場合野宿も辞さないという覚悟の上で「ふらり」と旅に出る。この気軽さ、そして行動力がプロの証であり、まさにホンモノの旅人の性癖だと思う。旅人というのは世捨て人なので、出掛ける日にち日取り日程などを聞いてはいけない。旅に出たければ今すぐに出て、どこぞの山奥で野宿でもなんでもする。特にこの気軽さが信条である。

この(2)に関連して(3)なのだが・・・つまり計画性がないということは他人と行動を共にすることはほとんど絶望的であり、人と何かをしようとはハナから思っていないから旅人であり、その結果の一人旅なのだ。人と旅先で何かを共有しようということよりも自らの感動と衝動を最優先させ、たった一人それに酔い狂う、この強烈な厭世観とナルシズム、これだよ。

(4)旅といえば大切なのは食い物である。野宿とは言っても毎日ガスストーブでレトルトではなんとなく寂しいではないか。食べる眠る・・・という生きる上での最重要項目へのこだわりを出先でマキシマムに持っていくこと、これこそが旅の原点だ。

(5)なので当然、排泄することも重要な事だというのはここまで読んでしまった読者にはお分かり頂けた事と思う。旨いものを食って気持ちよく排す(だす)。僕など旅に出ると家にいる時よりも途端に排泄量が3割方は増え昼夜を問わず、更には場所も問わずにとにかくうららかな春の午後もかくやと云わんばかりにキブンの良いとにかくヒリ出し大放出、カタグソビチグソアブラグソ、種類バリエーションも途端に平常時の5倍近くに増え、全国津々浦々の公衆便所やその辺の青空の下、出して出して出しまくる、オープン時のパチンコ屋のような有様であるどうだまいったか。

(ここまで書いていたら急に糞がしたくなったので一時退席)

僕の場合は旅に出ると野糞三点セットとして昔のガサチリ(ロールペーパーではないタイプ)その名も『黄門』という頼もしいやつ、拭き取り紙をその場で燃やすためのライター、そして排泄中の暇を紛らわすための文庫本をいつも手近なところに置いてある。

あまり知られていないことだが、ケツを拭いた紙をどうせ紙だし・・・などとと言ってその場に放置すると一ヶ月はそのままで残る。問題のブツは一週間もすれば土になるのだが大自然の中で景観を著しく壊すという理由と環境問題の観点から最近ではこうしてケツ紙は燃やして灰にしてから土中に埋めさせるというのが業界の主流である。

なのでなるべく少ない拭き取り紙の量で(その方が早く燃えて灰になるので)スバヤク事を済ませようとするのだが、この前は使用した紙の量があまりにも少なく厚みが足りなかったため、拭き取り紙を指が突き破り問題のブツを指で直接こそぎ落としてしまった。慌ててすぐさま近くの沢に駆け寄り手を洗ったが石鹸の無い野外でこの仕打ちはかなり辛い。下流で水遊びをしていた仲間にはそっと手を合わせておいた。

とにかくこうして改めて考えてみると旅人になるというのは難しい国家試験など無い代わりに随分と育ちや向き不向きを問うそれはそれで相当に困難な道であるのだなあ、ということがよく分かる。このすべてを一過性のマグレではなく毎日問題なくクリアするのは未だに僕にとっては難しい。旅人というのもなかなか大変な商売であるということくらいは言えるかもしれない。

まぁ色々書いたが、旨いものを食ってキブンよく出す、というのが僕の良い旅には欠かせないし某元サッカー選手だって毎日色んな所で元気にクソをしているだろうから、今度は彼の口からそんな話が聞きたいなあ聞いてみたいなあ、などと密かに期待しているのだが多分それはしないであろう。

僕は現在クーラーの効いた快適な部屋でこれを書いているがなんだか無性に旅先でウンコがしたい。ケツの穴の疼きが次なる旅の予感を誘う夏の午後なのだ。

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四国の旅よりふと一枚

四国の旅よりふと一枚

CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 RVP100

雨上がりの写真にはなにか心惹かれる場合が多い。
その時の空気の匂いや湿度が画を通して伝わってきて
あぁ、そういえばあの時はこんな感じだった、などと昔の旅をふと思い出す。
記憶の琴線を揺さぶるものには実に様々な種類がある。

だから旅も写真も飽きることがないのかな。

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九州の林道を攻めよう

IMG_1948

三連休いかがお過ごしでしたか。
私はあいもかわらず旅に出ていました。
普通の仕事をしているわけではないので別に連休でなくとも出られるのですが
皆が遊んでいるときに自分も愉快になりたいのはこれ人情。

ということで野宿道具を積み込んだ車で九州を南下。
なんと福岡から宮崎まで二泊で行って帰ってきました。ハードでした。

一日目は釈迦ヶ岳という標高の1200メートル以上ある峠の林道脇の空き地で野宿。
近くに涌き水がボコボコと音を立てて湧いており、生活用水に困らないのが宿泊地決定の理由でした。

夏は暑いのであまり野宿旅はやりませんが、こうして標高の高い所でなら涼しく快適に寝られます。二日目は五ヶ瀬という小さな町で小型ログハウスを借りました。

阿蘇や九重などの有名観光地を避けて人のいないところへ、いないところへといういつものスタイルで旅をしたので、連休の混雑はまったく感じませんでした。

適当に走って適当に帰ってきましたが適当に面白かったと思います。
この旅の間にkiyoが誕生日を迎えました。

わたくしすっかり失念しておりました。
申し訳ございません。

改めまして「お誕生日おめーとう!!」

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第二期〜四国への旅〜

BIOGRAPHY『第二期〜四国への旅〜』を追加致しました。
当時の動画なども載っていますので、ぜひご覧下さい。

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サンシャイン国際水族館

チンアナゴ

サンシャイン国際水族館へは初めて行ったのですが、広すぎもせず、狭すぎもせず、ちょうど良い大きさの、特に意気込まずにふらっと行っても良い水族館でした。
水族館の魅力は珍しい魚がいることや、種類の豊富さという以上にその空間自体にあると思います。大きな水槽の中で揺らめきながら乱反射している青白い光をぼうっと眺めているだけで、無心になって心が落ち着いて来ます。

サンシャイン国際水族館には魚以外にも動物がいます。

フェネックの赤ちゃん

5月17日に生まれたばかりの フェネックの赤ちゃん。世界最小のイヌ科の動物で、耳が大きいのは砂漠で暮らしているため、そこから熱を逃がしているんだそうです。なんとも目尻が垂れてくる光景です。

ワオキツネザル

Zoo-Zooハウス内では、先日脱走して話題になったミナミコアリクイにワオキツネザル、ツオビアルマジロなど沢山の種類の動物が檻の中ではなく目の前に見ることが出来ます。因にこのワオキツネザルはツオビアルマジロのご飯を盗み食いしていました。コラ!

水槽内を泳ぎながら説明するお姉さん

水槽内を泳ぎながら魚を紹介してくれるお姉さん。普段は知ることのできない魚たちの生体を楽しく紹介してくれます。

平日で空いていたせいもあるのかもしれませんが、ゆっくりと見ることが出来て、とても楽しかったです。後日この様子を編集して動画で載せたいと思います。

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