ポッドキャスト用BGMの配布
GarageBandでラジオ用のBGMを作ったのですが(ループ素材を並べただけなので、本当は作ったとは言えませんが)皆様にお裾分け致します。特にうるさく利用規約を設ける必要もないのかもしれませんが、一応「クリエイティブ・コモンズ 3.0」での配布にしておきます。
お使いになられる方はAirNXトップページ(http://www.airnx.net/)へリンクを貼って下さい。商用利用される方はおられないかと思うので、非営利(軽度のアフィリエイトは可)でのみ使用可能とします。再配布は可能ですがAirNXへのリンクをお願い致します。
1. Daytime
2. Hiking
3. Stroll
かなり適当に思いつきでタイトルを付けています。
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まきばの温泉館 〜やまなみ牧場〜
九重に行くのなら是非寄りたい場所がある。僕がそこを訪れたのはちょうど梅雨末期で天気が大荒れの日だった。九重連山登頂のため数日間、その周辺に粘っていたのだが全く雨がやまず、じとじとした湿気に脂汗をかき体がベタつき始めていた。これはタマラン! 風呂に入りたい、と車を走らせていると丁度良く「温泉」という文字が目に入った。ハンドルを切り駐車場へ向かうと、いきなり目に飛び込んだのは「早くぅ〜、絞ってぇ〜」というメッセージを発している雌牛の顔出し看板だった。僕と同行していた兄は反射的に大雨の中で記念撮影をした。
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広い牧草地に馬やロバが放牧されていた。雨のため牧場内の観光は出来なかったが、とりあえず風呂に入らせてもらうことにする。料金を払おうとすると大人500円と書かれていたのに、400円で良いと言われた。あまりにもみすぼらしい格好で訪れ、汗で脂ぎった顔をしていたので気を使わせてしまっただろうか? まあ良い。旅をする時には人の善意には甘えるものだ(同情だろうか?)
温泉は100%源泉かけ流しで、豊富なお湯が湯船にザバザバと注ぎ込まれていた。また浴場内には搾りたての生乳がたっぷり入った牛乳風呂があり、なんとも言えぬ乳くささを発散していた。
露天風呂も広く良い雰囲気だが、虻が何匹も飛んでいた。
ふと腰骨の辺りにチクッとした痛み。
なんということかー!
虻の奴は私に攻撃を仕掛けてきたのだった。しかも彼奴らは一度の攻撃では満足しなかった。あろうことか体制を立て直し、もう一度私に向かってくるではないか! しかも多方向から。僕は事態に窮し、逃げ場を失って湯船に潜った。差し当たり危機は回避されたかに思われた。が、しかし、なんということだろう。僕はエラ呼吸が出来なかったのである。次第に息が苦しくなってきた。だが、頭上では何匹もの虻が今や遅しと僕が空気を求めて顔を出すのを旋回しながら待ち受けているのだ。これでは行くも戻るも地獄ではないか。息の限界が来ていた。もはや浮上は時間の問題であった。
プハーッ!
お湯から顔を出し空気を吸うもすかさず虻の攻勢。
僕は恐怖とのぼせから意識が遠くなりだした
。
どのくらいの時がたったのだろう。気がついてみると周囲に虻はおらず、注ぎ口から湯船にお湯が流れこむ音だけが静寂を満たしていた。しかしなぜだ以上に頭が重い。そう思って頭に手をやると頭部が異様に腫れていた。
なんと、僕はトマトになっていたのだ。
必死過ぎて存在を忘れていたが、となりでは兄がピーマンになっていた。
九重に行くのなら是非寄りたい場所がある。それは日本一の九重“夢”大吊橋ではなくて、『やまなみ牧場』だ(サイトに行くと突然再生されるセンス抜群のCMにド肝を抜かれる)
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おばかとおばん
先日ご紹介させて頂いた「尾張のシニョリータ」ことObanoさんのお誘いで、twitter上でリレー小説(?)を書く事になり、「140文字以内で相手に無茶ブリをする」をモットーに書き合っています。結構というより、ホトンドが身内ネタなので、いきなり読んだ人には「なんのコッチャさっぱりワカンネ〜!」という状態ですが、そこのトコは根気よく付き合って頂いて、よしなにお願い致します。
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何故だかハッシュタグは効きませんし、twitterではどんどん流れて行ってしまうので、【おばかとおばん】まとめ用ブログを立ち上げました。現在のところ全9回が載ってます。そのうちまとめて書籍化を
どこか出版社を募集中です!
さて、先日PowerBook G4が不調に陥り、今まで自分でこつこつ修理しながら使って来たのですが、先日新しいiMacが発売されたので、もうそろそろ、それもいいだろうってんで、張り切って秋葉原くんだりまで訪なうて○ドバシ・カメラで購入しました。送料が1500円くらいかかると言うので、やたら重くデカイ箱を抱えてラッシュアワーの電車に乗り込み、やたらに重い周囲の人々からのプレッシャーを耐え忍び、好きだったシメサバ定食も慎み、エッチラ、オッチラ家に辿り着き、箱を開けてゲンブツを確認するやディスプレイにキズがあるではありませんか。
なんということかー!
時計を見ると時刻はもう亥の刻でした。営業は終了しているので電話も出来ず、僕は憤懣やる方ない思いでブツを梱包し直したのでした。翌日朝になるや電話をかけ「おい、どうしてくれんねん! 兄ちゃん。コラッ」とは言いませんでしたが、「恐れ入ります。カクカクシカジカなんですけれども
」と、お述べ申し上げ奉り候ところ、無事に「エチゴヤには交換配送を命ずる」と大岡裁きで一件落着したのであります。
しかし父さん、そんなわけで僕は早く使いたいのに明後日まで待たなくてはなりません。
P.S. ほたるは元気です。
ところで○ドバシ・カメラではネットショップでは1万円以上は送料無料にしているので、「ネットで買うと送料無料になるんですよね?」と言うと送料を無料にしてくれるらしいですゾ。というか言わないと送料を取られるのです。セコい。
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尾張のシニョリータ
誰のためになるのだかよく分からないようなサイトを立ち上げて、いつの間にやら五年の歳月が流れてしまいましたが、やはり五年という月日は短くはなく、この頃ではshinから加齢臭(アダルト・スメル)が漂い出し、僕の額も随分と後退し、大規模な緑化計画をせねばならぬ程砂漠化が進んで参りました。
このような色もない花もない男臭いサイトを面白いと思う人は一体全体いるのだろうか? そんな疑問を持ちながらサイトを立ち上げたわけでありますが、今まで続けて来られたのはひとえに、コメントを下さる皆様の励ましのお言葉故でございます。
そしてここにまた一人、我々の大きな励ましとなる御方(おんかた)がお現れになりました。『こんな日々の記憶』というブログを書いておられる、名古屋の女傑、0banoさんであらせられます。
『私の王子さまって、これ!?』
という記事でAirNXを紹介して下さいました。勿体ないことです。
これからも AirNXは十周年に向けて頑張って行きます! 皆様、何卒ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。
土佐ガツオ略奪

絵と文 shin
大変に不愉快な出来事があった。聞いてくれ。現在、僕は四国の旅の真っ最中なのだが事件は昨夜泊まった道の駅「ひろた」で起きた。僕が無類の魚好きで、しかも刺身偏愛な人生を歩んでいることはこのエッセイを昔から読んでいる読者には今や説明する必用も無いことだろうがご存じの通り四国と言えば土佐のカツオが有名である。
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今回四国を旅するにあたって口卑しい僕がその事を忘れてくるはずもない。トーゼンの如く四国滞在中の最低ノルマとしてこの「土佐の初ガツオ丸ごと一匹貪り食い」は断固として決行されることが決まっていた。
四万十川の源流から河口までのロケが終った昨日、その打ち上げも兼ねていよいよスーパーで念願の土佐の初ガツオをビールと共に購入。初モノなので脂の乗りかたはイマイチだが、なんのなんの。丸々と太ったカツオの半身がずばり380円。同じものを地元で買ったら到底この品質も値段もありえない。キャンプの日々なので魚屋の店員に刺身用にオロシてもらう。「皮剥がないでね」と付け加えることも忘れてはならない。カツオはこの銀色の皮がウマイんだ。
やや大きめに切った新鮮な一片を口一杯に頬張りながらも皮のコリコリ感を楽しみつつこれまた過剰なワサビのツーン」と鼻先に鋭く駆け上がってくるあの淫靡で強引な攻撃に黙って耐えて行くことに真の刺身食いの例えようもない深く哀しい喜びがあるのだ。
僕は刺身、つまり生ものが大変に好きであるが普段は滅多に刺身を食べない。それは地魚を安く卸している旅先の港などを見て自然にそうなった。その理由とはズバリ値段なのだが、先ほどのカツオの例を挙げても明らかなように土地の魚というのは自分の暮らしている街の標準的な価格から照らし合わせるとまったく信じられないような、とてつもなく安い値段で普通に売っているのが当たり前である。
そして鮮度も比較にならないわけだから、このアベレージの高さを一度でも体験してしまうと水揚げされた漁港から遠く離れた街で、中間マージンにまみれた鮮度もヘチマもないようなヒネコビた代物を口にしようとは思わない。つまり旅に頻繁に出ているとこういう現実を目の当たりにしてしまうわけだが、最近はそのせいで将来暮らすなら絶体に旨い魚の揚がる町だな、などということを考え、北海道のイカ、タコか、青森のホタテか、ハタマタ枕崎のカツオか、などということを頭の中で真剣に比較検討している有り様なのである。
そして今度は土佐の初ガツオである。これではまったく別荘を幾つ持ってもきりがない。まぁそんなわけで今後の我が人生の針路を賭けた悲願の土佐の初ガツオをいよいよ食えるという段に今回の四国の長い長い旅の末にようやくたどり着いたわけだからこれはどうしても期待も高まって来るのである。
事故を起こさないように気をつけながら土佐から今夜のねぐらを探しつつ四国をひた走ること二時間、ようやく一晩気持ちよく過ごせそうな道の駅を発見しそこに車を止めた。
宿を使わない旅では寝床の確保というその日の最期にして最大の難関が待ち受けているのである。今回は生ものを携えての寝床探しだったのでその意味でもギリギリであった。せっかくのカツオを自分の輸送工程の中で台無しにするわけにはいかない。いくら保冷材と一緒にしまってあるとはいえ、食べるまでの時間は短いほうが良いに決まっているのだ。
車から土佐ガツオを抱え、食卓におあつらえむきな東屋を見付け、そこに食物を運搬する。コンロをしつらえ、鍋に飲んだ後の飯のおかずにするレトルトカレーを湯煎するための準備としてやや遠くにある水道に水を汲みに行ったその直後であった。
「あぁーなんということだ!!!!!」
水道より鍋を抱えて戻った僕の目の前には悲願の土佐ガツオを今まさに食わんとス、という状態の一匹の野良猫がいたのである。慌ててテーブルに駆け寄り猫を追い払おうとするとその狡猾猫はなんと丸々ヒトサオのカツオの刺身をパックごと咥え、夜の闇へと脱兎の如く(猫だが)走り去ったのである。まさに一瞬の出来事だった。
その後のことはあまり書きたくない。
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