山口県美祢線で最終電車を待つ
minolta dimage x
めずらしくデジカメの写真をのせてみる。
二年前の夏、一人で電車の旅行に出掛けた夜。
美祢線の途中の温泉で予定外の途中下車。結局ギリギリ最終には間に合ったけれど
思いつきの途中下車をするとローカル線ではこんなふうにハラハラすることになる。
まぁ、夏ならそのまま野宿でもオツなものですがね。
蓮玉庵
創業1860(安政6)年以来、不忍池を目の前に眺める上野池之端仲町通りで営業している老舗、『蓮玉庵』に行きました。150年の歴史を刻んだ老舗中の老舗です。歌人斎藤茂吉は「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」と歌い、森鴎外の「雁」にも登場し、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家、波正太郎も足繁く通った蕎麦屋です。最近では笑点でお馴染みの三遊亭好楽師匠も若い頃から通われているそうです。
因に同じ通りには「藪御三家」と呼ばれる老舗蕎麦屋、池の端藪蕎麦があり、どちらに行こうか迷ったあげく両方に行ってしまいました。
蓮玉庵の石額は浅草に生まれた作家、俳人の久保田万太郎によるものです。
店舗は老朽化のためか残念ながら改装され、現代風の建物になっています。以前にご紹介した『日田彦山の大鶴駅』などもそうですが、昔の建物が残らないところが日本文化の悲しいところです。全くそのままではないにしてもなんとかならないものでしょうか。
『せいろそば』は630円です。
ところでそば屋に入ると「お茶が出て来るのが当たり前である」と思っている方は多いと思いますが、こういった老舗の蕎麦屋さんでは基本的に「お茶を下さい」とお願いしないと、出て来ません。しかしそれには訳があって、蕎麦の香りはとても繊細なものであるため、お茶を飲んでしまうとその香りがわかりにくくなる、という配慮のためにあえて出さないのだそうです。ぼくも初めて知りました。
蓮玉庵は妙高高原産の霧下そばをいつも挽きたてで使用しているそうです。
当店では、妙高高原のほか、高原地帯の最優秀品である「露下そば」を主として、いつも挽きたてを用いて調整いたし、又、小麦粉を混合することによって、栄養価が増すという学説に従い、「そばは健康食品」という面からも、適量の小麦粉をつなぎとして、心をくばって調理しております。
ちなみに霧下そばとはその名の通り、昼夜の温度差の激しい高冷地で育てるため、霧に覆われていることが多くなり、霧下そばと呼ばれているということです。そばというのは豊穣な土地よりも、悪い条件の土地に生育したものが一番良い、というたくましい植物なのですね。
江戸前の蕎麦屋さんの汁は辛口が基本です。蓮玉庵の汁も辛口ではありますが、池の端藪蕎麦の方がより辛口です。子どもの頃はこの辛口の汁が美味しいと思わなかったのに、今ではこの辛口の汁でないと蕎麦を食べたという気がしなくなってしまいました。
旅立ちの朝〜峠
CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 SUPER GOLD 400
寒い冬の朝はテントから出るのも辛い。
ずっと温かいシュラフにもぐっていたい・・・。
でも厳しい野宿をしたからこそ出逢える朝の風景もある。
目覚めた瞬間から旅に出ていればこそ。











