福岡市の西新商店街を知っているか
Konica BigMini BM-301 Konica Lens 35mm/3.5 CENTURIA400
商店街というのは最近ではあまり人気がない。
ゆえに訪れてもあまり人気(ひとけ)というものもない。
昔賑わった地元商店街は近年乱立している大型店舗に顧客を奪われ、
今、いつに無い存亡の危機に立たされているらしい。
たしかに旅にでても駅前の商店街などは
「元商店街です」
と言っているような風情を醸し出している場合は結構ある。
アナタの街の商店街はどうであろうか。
そんな中僕の地元のこの商店街は全国まれに見るにぎわいを見せる
数少ない商店街の一つなのだそうだ。
確かに眼鏡屋の横にパン屋がありその中央では老婆が自家製の漬け物を売っていたり
賑わう商店街というよりもどこか東南アジア的な雰囲気も漂ってくるのだ。
パン屋の匂いと露店の生花の香り、たこ焼きのソースの匂い、
そして漬け物の糠や様々な香辛料の匂い・・・
これらが渾然一体となって元気な商店街を主張しているのがここなのである。
でも写真はなぜか商店街の路地の奥のモノである。
その理由は今日はあの匂いを嗅ぎたくない気分だったからである。
とにかくすごい匂いなのだ。
BIOGRAPHY リニューアル
いつまでも動きのないBIOGRAPHYページを、きちんと読み物にしたいと思い、まだまだ製作中ではあるのですが、このままだといつ完成するか分からないので、もうオープンしてしまうことにしました。
新しくなったBIOGRAPHYは今までの旅を写真と文章で振り返るコンテンツになっています。今の所読める記事は一つだけですが、これからいろいろと足していけたらと思っています。
BIOGRAPHYを開くと出てくる地図には、AirNXの二人が今までに訪れた場所が吹き出しで表示されますが、これは実は3パターンあります。ランダムに表示されますので、気になった方は何度か再読み込みしてみてください。この地図もどんどん増やしたいと思っています。
四国最終日の朝の風景
CONTAX T2 Sonnar T* 38mmF2.8 DNP CENTURIA400
四国の旅、最終日は野村という街に泊まりました。
泊まったっつってもテントをダム公園に張っての野宿です。
眠りにつく前まではゴロゴロ雷がなったり空がやけに雨雲調だったりで
不穏な最終夜だったのですが、翌朝は素晴らしい快晴でした。
旅の終わりに晴れるというのもそれはそれで素晴らしいことです。
次なる旅へ向けて今回の旅の終わりを切り取った一枚は、
野宿値付近の農家のおじさんの仕事風景でした。
四国の旅より三崎港にて
CONTAX T2 Sonnar T* 38mmF2.8 DNP CENTURIA400
今回の四国の旅は九州からフェリーで四国再西端の佐田岬に近い三崎港に渡りました。何も無い静かな船着き場ですが、天然記念物のアコウの木が出迎えてくれるお気に入りの港町です。
九州の佐賀関からは、ほんの一時間くらいですが、
異なる文化の混じり合う大切な場所です。
帰りの船もここから乗船したのですが、船を待っていると女の子が遠くからやってくる船をじっと見つめて待っていました。もしかしたら九州の街に暮らす恋人がやってくるのを今や遅しと待ち構えているのかもしれません。
わずかな距離でも海を隔てた場所にお互いが暮らし船で行き来する恋人たち。
港町に行くと僕はよくそんな恋愛の想像をしてしまいます。
連休中は四万十川を訪れたのだ
知人と三人で四万十川へ行ってきました。四万十川といえば日本最後の清流と言われる四国自慢の大河ですが、よく言われるように近年環境の悪化が著しいのが訪れるたびに実感されます。
EOS kiss digital
僕は四国へ訪れるとあまり四万十川へは行きません。カヤックなどのツーリングには距離を長くとれる四万十川が最高ですが、単に川遊びをするだけなのでしたら、もっと綺麗で人の少ないポイントが支流にはたくさんあります。
今回の野営地はそんなポイントの一つ、梼原川の中域に決めてテントを張りました。世間がゴッタ返す連休の最中、俗世間を離れ、全く人気のない山中の川沿いでのキャンプというのはこれは大変気分が良いものです。
やがて夕暮が訪れ火を熾しカマドの炭を作っているとどこからともなく老人が現れタキギとビールを差し入れてくれました。
EOS kiss digital
焚き火を見つめつつ一緒に酒を飲んでいると「風呂に入りにこられい」と言われたのでお言葉に甘えて風呂を貰いに。風呂上がりにビールを一緒に飲んでいるとやはり川の話になるのでした。
昔はもっと綺麗だった。特に下流にダムが出来るまでは...と、川のことになるとどうしても暗い話になってしまいます。一度失われた自然は二度と取り戻せません。失くしてから悔やんでも遅いのです。
これ以上四国の素晴らしい川を失うのは日本の宝を自らぶっこわすのと一緒です。そのことをこれまで以上に肝に銘じてこの四国へは何度でも訪れたいと思うのでした。
ところで今回の旅は複数で川を訪れました。それはそれでとても愉快なのですが、こういう旅の面白さというのは修学旅行の面白さであって思わず血湧き肉踊る男の旅としてはイマイチ食傷気味になります。
本当の旅の面白さというのは、ヒリヒリするようなあの独特の孤独の中にあるのであってそれはズバリ単独行でしか味わえないものでもあります。今回の旅で僕は近いうちにまた一人で訪れたいと強く感じました。
近年男は一人で旅をしなくなって久しいそうですが、キャンプ場を覗くと女性のライダーが一人でテントの側で火を熾しビールなどを飲んでいるのを見かけます。今はもしかすると女性の方が強い時代なのかもしれません。
男は一人で最小限の荷物を背負い、荒野を目指すべきである。
これは敬愛する野田知佑の思想ですが、僕もまったく共感します。いろんな理屈をこねる前に今すぐ旅に出て、徒手空拳で人生を切り開いていくこと。これはかなりの実力と経験がないと出来ないことなのですが、出来ないなりにやれば必ず面白い。それにこういう旅は若いうちにしか出来ないことでもありますし。
野田御大曰く、青年が苦労していると周りも暖かい手を差し伸べてくれるのですが、中年が荒野を目指すとミスボラシくてダメなのです。
青年よ一人で荒野を目指せ、ということで以上、四国修学旅行旅のレポートでした。オレも一人で近日必ずや訪れるぞ。










