『砂の器』読了、そして俺の器はいかほどか
18きっぷで福島に来てます。実家です。ルートを日本海側にこだわると実際遠いですわ・・・山陰線を飛ばして、山陽→伯備→姫新→因美→小浜→北陸→磐西というルートだったのですが、意味不明に遠回りしてます。
今回は松本清張の『砂の器』という名作を片手に文学を旅するコンセプトであの名作の中心地である亀嵩付近まで立ち寄りました。乗り継ぎの関係で木次線はスルーしましたが、臨場感があって良かったです。一人で電車に乗っているといろんなことを考えます。
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今日どこに泊まろうか。
あぁ腹減ったな。
もう3日風呂入ってないよ・・・など
とりとめもなくいろんなことを考えているようなそうでもないような状態で乗り換えだけ間違えないように旅を進めます。時に旅は人を成長させますが、この歳になればしょせん旅は旅でしかないように思います。余計なことは望まず、語らず、旅そのものを噛み締めて日常に戻っていくのがいいでしょう。
見聞が広がると余計なことを考えなくなるようにも思いますが、それらと自分を比較してブルーになることもままあります。それでも旅に出てしまうのは、そんな混沌とした時間の中にふと忘れていた自分自身を発見する時があるからではないかと思います。
忘れたままでいたかったことも多いのですが・・・。
ただ楽しみ騒ぐ、楽しいだけの旅は自分には当分ないだろうと思います。なんらかの憂鬱をひきずり、逃げ出すように旅に出る。そしてその逃避行の中で人生の源泉がいつの日かはっきりとした形をとって現れることを願ってやみません。
まだ切符は一日分残っています。
これをどう使うかゆっくり考えたいと思います。
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土佐ガツオ略奪

絵と文 shin
大変に不愉快な出来事があった。聞いてくれ。現在、僕は四国の旅の真っ最中なのだが事件は昨夜泊まった道の駅「ひろた」で起きた。僕が無類の魚好きで、しかも刺身偏愛な人生を歩んでいることはこのエッセイを昔から読んでいる読者には今や説明する必用も無いことだろうがご存じの通り四国と言えば土佐のカツオが有名である。
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今回四国を旅するにあたって口卑しい僕がその事を忘れてくるはずもない。トーゼンの如く四国滞在中の最低ノルマとしてこの「土佐の初ガツオ丸ごと一匹貪り食い」は断固として決行されることが決まっていた。
四万十川の源流から河口までのロケが終った昨日、その打ち上げも兼ねていよいよスーパーで念願の土佐の初ガツオをビールと共に購入。初モノなので脂の乗りかたはイマイチだが、なんのなんの。丸々と太ったカツオの半身がずばり380円。同じものを地元で買ったら到底この品質も値段もありえない。キャンプの日々なので魚屋の店員に刺身用にオロシてもらう。「皮剥がないでね」と付け加えることも忘れてはならない。カツオはこの銀色の皮がウマイんだ。
やや大きめに切った新鮮な一片を口一杯に頬張りながらも皮のコリコリ感を楽しみつつこれまた過剰なワサビのツーン」と鼻先に鋭く駆け上がってくるあの淫靡で強引な攻撃に黙って耐えて行くことに真の刺身食いの例えようもない深く哀しい喜びがあるのだ。
僕は刺身、つまり生ものが大変に好きであるが普段は滅多に刺身を食べない。それは地魚を安く卸している旅先の港などを見て自然にそうなった。その理由とはズバリ値段なのだが、先ほどのカツオの例を挙げても明らかなように土地の魚というのは自分の暮らしている街の標準的な価格から照らし合わせるとまったく信じられないような、とてつもなく安い値段で普通に売っているのが当たり前である。
そして鮮度も比較にならないわけだから、このアベレージの高さを一度でも体験してしまうと水揚げされた漁港から遠く離れた街で、中間マージンにまみれた鮮度もヘチマもないようなヒネコビた代物を口にしようとは思わない。つまり旅に頻繁に出ているとこういう現実を目の当たりにしてしまうわけだが、最近はそのせいで将来暮らすなら絶体に旨い魚の揚がる町だな、などということを考え、北海道のイカ、タコか、青森のホタテか、ハタマタ枕崎のカツオか、などということを頭の中で真剣に比較検討している有り様なのである。
そして今度は土佐の初ガツオである。これではまったく別荘を幾つ持ってもきりがない。まぁそんなわけで今後の我が人生の針路を賭けた悲願の土佐の初ガツオをいよいよ食えるという段に今回の四国の長い長い旅の末にようやくたどり着いたわけだからこれはどうしても期待も高まって来るのである。
事故を起こさないように気をつけながら土佐から今夜のねぐらを探しつつ四国をひた走ること二時間、ようやく一晩気持ちよく過ごせそうな道の駅を発見しそこに車を止めた。
宿を使わない旅では寝床の確保というその日の最期にして最大の難関が待ち受けているのである。今回は生ものを携えての寝床探しだったのでその意味でもギリギリであった。せっかくのカツオを自分の輸送工程の中で台無しにするわけにはいかない。いくら保冷材と一緒にしまってあるとはいえ、食べるまでの時間は短いほうが良いに決まっているのだ。
車から土佐ガツオを抱え、食卓におあつらえむきな東屋を見付け、そこに食物を運搬する。コンロをしつらえ、鍋に飲んだ後の飯のおかずにするレトルトカレーを湯煎するための準備としてやや遠くにある水道に水を汲みに行ったその直後であった。
「あぁーなんということだ!!!!!」
水道より鍋を抱えて戻った僕の目の前には悲願の土佐ガツオを今まさに食わんとス、という状態の一匹の野良猫がいたのである。慌ててテーブルに駆け寄り猫を追い払おうとするとその狡猾猫はなんと丸々ヒトサオのカツオの刺身をパックごと咥え、夜の闇へと脱兎の如く(猫だが)走り去ったのである。まさに一瞬の出来事だった。
その後のことはあまり書きたくない。
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美空ひばり大先生に捧ぐ・・・・
嗚呼ー、カッパの川の流れのようにー♪つーかバタ足しろよ!オレ岩に激突して背中痛いし!!
好評だった先日の川遊びの動画を載せてみます。kiyoのように上手に動画を扱えませんので、編集もなしの尺も短いものですが、少しは臨場感が伝わるんじゃないかな、と思って。
お母さんが娘にヤキモチを焼いているようです
世の中の流れには翻弄されていますが、アウトドアでは水を得たカッパのように生き生きとする僕をどうぞご覧ください。
少年は夏を経て大人になった 大人は夏を思い出して少年になった
日田ICから数キロ山手に向かい、大分県日田市三隈川支流の“高瀬川”という山間部を流れる川へと昼過ぎから向かった。朝、目覚めた時からすでに気温が高く、綺麗な水に全身を浸したい思いに駆られて、以前九州を旅したときに見つけておいたダム上流にある源流部に行ってみようと思ったのだ。
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ビール工場を抜け、国道から県道に逸れると清潔な流れ込みが目に止まり出す。とある淵の近くでで子供たちが自転車から下りて川の方へ向かうのを見て、この辺に泳げそうな場所はないか、と尋ねると今からこの淵で泳ぐところだと言う。ちょうどこちらも子供を一人連れて来ていたので混ぜてもらうことにする。
川の水は天然のミネラルウォーター、触れると少し冷たく、山の香りがする贅沢な蒼い液体。それの流れの中に思い切って飛び込む瞬間の快楽は筆舌に尽くしがたい。都会(まち)から連れてきた小学校高学年の女の子もはじめはとまどっていたが、田舎の山猿のような子供たちの控えめな歓迎に双方とも照れながらなんとなく馴染んでしまう。女の子も思い切って冷たい水に飛び込むと川ガキたちから歓声があがりそのまま夏の泳ぎ仲間だ。
僕も歳がいもなく仲間に加わりこの辺の子供たちの度胸試しの岩の上から川の深みへダイブ。これでようやく怪しいお兄さんから遊び仲間になれたようだ。「ここはこの辺の子供でも上級者しかこないんだ。初心者や小さい子や女子は5キロほど下流の川で遊んでいる」という意味のことを聞き見渡してみると確かにここは水量、流れも険しくなかなか難しい川のようだった。
みんなで僕が持ってきたスイカを食べようと仲間に入れてくれたお礼に差し入れるとすばしこい男の子が山に駆け上がり棒切れを手にして来た。
その棒でガキ大将ふうの子が何度が力強く叩くと真っ赤な実を弾けさせて見事にスイカが割れた。一斉にスイカに手を伸ばし群がる子供達の迫力に連れてきた女の子も一瞬動揺するが旨そうなところを手渡してもらいみんなで仲良く河原でスイカを食べた。
子供はいいな。いつも今のこの一瞬、今日という日を全力で生きている。きっと今日の事なんかどうってことのない夏の一日であっという間に忘れてしまうのだろうけど、その夏の一日は少年がまた1つ大人に近づいたまぎれもない「特別な一日」になっていく。そして少年だった頃の遠い自分を思い出して、もうとっくに大人である僕も都会へ帰っていくのだった。
[shin]
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九重連山登頂生還記念投稿!!

なんて凄い景色。綺麗だ・・・言葉もないよ
うおーっ!!生きてるよ?!コーヒーだ!!シャバの味はうめえなあkiyo!!
我々無事ロケを終え、豪雨の九重連山ならびに九州のマウンテン・フィールドから、
エアコンの効いた部屋に帰ってきました!!
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湯布院をフラついたり、別府で温泉に入ったりと一般的には相当贅沢と思われる旅行工程でありましたが、そこはMOTIONの面目躍如で観光旅行などいくら出来ても番組にはならないのです。
悲願の九州最高峰、中岳の制覇は悪天の影響で断腸の思いで取りやめましたが、
九重連山のピークの1つ星生山の山頂にAirNXの隊旗を翻すという快挙を我々は成し遂げ生還しました。ガスにまかれ、篠突く雨に打たれ、ドロドロのグチャグチャになりながらもカメラを担ぎ、VTRを回しつづけたkiyoに最大級の賛辞を送りたいと思います。いやぁ我が弟ながらも根性のある男だ、お前は。
そして鬼の一念でアタックを敢行し、ピークを目指した自分も今回はめずらしく自分で褒めてやりたいと思います。
皆さん本編でまたお会いしましょう。
[shin]
こんにちはkiyoです。なんとか無事生還し、ブラックコーヒー(シャバ・ブレンド)を飲んでおりますが、全身が筋肉痛で体が悲鳴を上げております。以下、写真にコメントを付けます。

「明日は晴れだ」そう信じて美しい夕焼けにカメラを向ける。しかし遠くに雷が光る。

「明日こそは登山だ!」はりきる我々に無情にも雨雲が迫る。

最後の最後まで天候に泣かされる。背後に迫りくる雷雲。下山中に激しく降り出し、頭上で雷鳴が轟いた。
最後になりましたが、ロケ中ブログを観覧し応援してくださった皆様、ありがとうございます。
[kiyo]
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